1）為替の自由化によるメリット

1998年に外国為替法が改正になるとともに日本国内居住者が国籍を超えて自由に資金を移動できるようになり、海外のプライベートバンクがより身近な存在となりました。

2）日本の狭い国土は大きなリスク

2011年には東日本で大きな地震による災害、特に福島における原子力発電所で未だかつて経験をしたことのない重大な事故が発生しました。日本列島は地震の活動期に入った、ともいわれておりどこでいつ大きな地震が起きるかまったく予断を許さない状況です。

さらに風上には大量の大気汚染が発生している中国が存在しており、我々から見れば無秩序、無計画な経済成長を続けているにもかかわらず、貧富の格差や少数民族の抑圧、弾圧が一向に収まる気配がありません。もしこの中国大陸で何かが起こった場合には日本に全く影響が及ばない、とは誰も断言できないでしょう。 

そんな点からも、この狭い国土に全資産を置いておくリスクについては、多くの資産家は改めて実感をしていると思われます。  
 

3）プライベートバンクに関するいい加減な情報の氾濫

しかし、相変わらず巷に出回っている情報は不正確か独善的、またはその両方である内容ものが目だっています。更で巷に出版されている一部の本やウエブサイトでは明らかに誤った情報や偏った意見を、知識や経験の無い人々に、全く躊躇せずに、そのまま発信をしているようです。

本来情報が出回らないプライベートバンクに関する情報については、一般の方々がその正確性について評価することは容易ではないとは推測されます。しかしある程度の「常識力」を働かせることによってその正確性と信頼性について、推測することは可能なはずです。 

4）海外プライベートバンクから直接得た客観的な情報が基本

このサイトでは訪問頂いた皆様に、出来る限り役に立つプライベートバンクやプライベートバンキングに関わる情報を、中立公正に掲載するように努力しています。これらの情報は、多くの利用者、投資家そして内部者からの直接、間接的に提供されたものです。

当協会のサイトを参考にし、プライベートバンクを利用する際に役立てて頂ければと思います。皆様からのご意見や情報なども参考にしますのでそれらの提供を希望される皆様からの連絡も歓迎いたします。

日本プライベートバンク協会 

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