手数料について

一任勘定口座とは、プライベートバンクに運用を全て任せる事ができるサービスのことです。プライベートバンクでの手数料は徴収の方法では2つとなります。

  1. 有価証券や為替の売買手数料など、回数と売買金額や売買対象の種類によってかかる手数料。
  2. 運用助言や一任勘定の料金、有価証券などの保管料、信託預金の手数料など預入や対象資産残高に年率の定額にてかかる手数料。残高に比例をしてかかる。 


一任勘定口座は年間残高に対して年1%が目安です。(一任勘定口座とは、プライベートバンクに運用を全て任せる事ができるサービスのことです。)

これ以外には助言口座執行口座などがあります。

  • 助言口座は、プライベートバンクの助言に基づいて顧客が最終的な投資判断をして売買するものです。こちらも残高に対して年 1%が目安です。元来、一任勘定よりも価値の低いサービスである助言サービスですが手間がかかるため一任勘定と同様の手数料水準になっ ています。

 

  • 執行口座は、第三者である運用助言会社からの助言に基づく等顧客が最終的な投資判断をして売買するものです。こちらは残高に対して年 0.2から0.5%が目安です。


年間で残高の合計1%を超すような料金は法外な部類に入ってきます。商品の売買手数料込みであったとしても、プライベートバンクで年に何回も売買を繰り返すような投資家以外は、通常はそれほど売買手数料がかかるものでは無いため、「全てが含まれているから」、というだけでは合理性に欠けます。

従って残高に対してかかる合計の手数料率の目安は最大で年間1%と考えておくと良いでしょう。