言語や語学力について

海外のプライベートバンクでの正式な言語は日本語ではありません。
現地の言語に加えて英語という場合が殆どで、日本語はあくまでも副次的には利用され法的な拘束力があるのは全てプライベートバンクで定められている公用語と言うことになります。
英語などの外国語があまり得意でない人が海外のプライベートバンクを利用するにはどうすればよいのでしょうか?
以下の二つの選択肢があります。
 

1)日本人のまたは日本語が話せる担当者がいるプライベートバンクを探す
最近は海外のプライベートバンクにおいても日本人や日本語が話せる担当者がいるプライベートバンクが増えているようです。しかし文化的な側面から見るとやはり日本語だけではなく習慣などを理解している日本人の方が良いかも知れません。

2)英語が出来る人や業者にサポートをして貰う
スイスなどでは銀行と顧客の間を取り持つ「サードパーティ」(独立した第三者)という役割を果す存在があります。これはスイスでは比較的一般的な形態であり、その多くは運用助言を行う会社です。また弁護士やその他の士業関連の人間がこの役割を果す事もあります。

その役割は大まかにはプライベートバンクへの連絡窓口という点と、運用助言の二つが代表されるでしょう。

しかし数年前にはこれを悪用した詐欺的な事件が起きているのも事実です。従ってこの第三者が関係する場合には良く気をつける必要がありますが、うまく利用できればそのメリットも享受できる出来るでしょう。